Origins その5
勢いのあるうちにドカッと! Origins 5のネタバレ全開レビューを書いていきたいと思います。
実は先日からの国産外国産問わずのスラッシュ読みすぎのせいで頭の中が妄想でいっぱいなのですが、文章にするほど能力もなく、作家の皆様って凄いなあと思っています。
The Dean Show Slumber Partyももの凄くかわいくて…。これも近いうちにレビューを書きたいと思います(Originsの ほど逐一には書かないと思いますがっ)。
以下、Supernatural Origins 5のネタバレ全開な日記となります。
これからお読みになる方はどうぞスルーしてくださいませ。
Origins 5のオープニングは、フレッチャーの元へと車を転がすジョンのぼやきで始まります。
航空関連に兄弟でもいればなあ。
地面を這って移動することにくたびれ始めたようです。Hは冷静に車での移動の有用性について説きます。つまり、後年のこの子のトランクを見ても分かるとおり、ものっすごいたくさんの武器を積み込んで彼らは移動しています。これをもって飛行機になど乗ろうものならどうなることやら。それに自動車なら、退屈したらAC/DCのテープを放り込んで気分を盛り上げることも出来ます。
ディーンにAC/DCを教えたのは間接的にせよHだったのでしょうか。
このオープニングのコマはほんとに芸術的です。夜の闇、アリゾナのオールディーな家並、煙突から出る煙に曇る丸い月、インパラのテールランプ。
X-MENのジーンとスコットの結婚式の絵がこれまでナンバー1でしたが、Originsのこのコマはそれに匹敵する素敵さです。ポスターにしたいぐらい!
これは本とに、実物をに目にしていただきたいショットです。
フレッチャーが出迎え一発こういいます。ミスター・ママとスティーブ・マックイーンとは奇異なコンビだな。ちびどもはどうした? 教えたようにちゃんと全部書き付けているかね? ジョンは苦笑しながら、明け方の3時に人が来るといつもそうかいと返しています。
あんたら、夜中の3時って。非常識ってレベルではありません。しかしハンター業界ではときに時間を急くことがあるのをフレッチャーも心得ているようで、二人を中へ招きいれ用件を聞きます。
二人は例の牙を取り出しフレッチャーに意見を求めますが、あいにく彼の書棚には「ヘルハウンドの牙の刻印手引書」はありませんでした。つまり彼にも何のことやらわからないのです。1127という数字はジョンには11:27という時刻に見えて仕方ありません。メアリーの死亡時刻だけでなく、第1章で何者かに殺されたジュリーの死亡時刻も同じだったのです。これと牙の刻印の一致はHがいつもジョンに言いきかせている「サインを見逃すな」のサインではないかとジョンは考えています。その一致を通じて何者かが何かを伝えようとしていると。しかしHにはどうしても座標のように思えるのです。とはいえ何の地図を見ればいいのかもわかりません。
二人の話を聞いてフレッチャーは恐らくどちらも当たりなんじゃないかと憶測し、古い友人から貰った地図をごそごそと取り出してきます。
その地図というのが…。
全米墓地頒布図。それも地獄の門がある可能性のある墓地です。
その地図上で第7ゾーンの112番に当たる墓地を調べると、昔から心霊現象があるとされているフォー・コーナーズでした。
シーンがどこか郊外を車で移動する酔っ払いの若者2人に移ります。若者たちは飛び出してきた犬を轢いてしまい、死体をそのまま放置して、知らない顔をして移動を継続しようと話し合います。そこへあの片牙のヘルハウンドが現れ、二人を殺します。
シーンはジョンとHに戻ります。二人はフォー・コーナーズに向かって車を進めています。ジョンはそのエリアに何かがあると直感しているというのですが、Hはどうにも気乗りしないようです。二人はある雑貨店に立ち寄り店主に話を聞くことにしました。
この辺に墓場は無いかと店主に尋ねると、フォー・イン(The Fore Inn)という宿がこの先にあり、その近くに墓場があるとのこと。辿り着ければいいけどなと店主。UFOや幽霊、電磁波、パラノーマルなものを髣髴させるフォー・コーナーのその場所には、変わり者しか行こうとしないようなことを店主は言います。そして古いガイドブックを二人に売りつけました。何が書いてあるんだか。
ジョンは車を走らせながら、フォー・インについて考えをめぐらせます。Foreはフォー・コーナーズのFourをもじっただけだろうとHはいいますが、スペルが違うことにジョンは引っかかっていました。地元の人は、The Fore Innの言葉のより深い意味を察し、恐れて近寄らないのだと地元の人間から聞いていたようです。この言葉をアナグラムとして考えると…。ジョンは考えすぎかもしれないと前置きをしていますが、「The Inferno」(地獄)ともなるのです。
ここからは奇妙なことが立て続けに起こります。
天気が急変して雷が落ちたり。自分の子達を轢く幻を見たり(この章のサムとディーンはこれと次の2コマだけでした。しょぼんぬ)。車から降りてみれば猪が大量死していたり。二人の行く手を阻むかのように崖崩れしていたり。
車で進めなくなった二人は武器を背負い込み歩くことになります。二人は道沿いにいくことにしましたが、そのすぐ先にある橋を渡っている最中、「このきしみ方、まるで意志があるみたいだ」とぼやいたHが橋から落ちてしまうのです。二人を行かせまいとこの地がなにかをなしているかのようです。ギリギリのタイミングでジョンがHの手を引っつかみますが、それをするりと抜け、Hは川へと転落していきます。
まってろ、今行くから、と転落したHにジョンが声をあげます。しかし頭の中では、もう死んでしまっているかもしれないという考えもありました。しゃにむに川へ降り着衣のままで飛び込むジョン。ことは一秒を争います。ジョンは水の中で亡者の影を見ます。3人の亡者に囲まれたHを発見すると急いで岸へと引き上げます。あれは何者だったのか。そもそも本当に居たのか。
二人は墓場へ足を進めます。さっきの救出劇について、君と出会ってから
一番面白かったよなどとジョンが冗談を言っています。
しかしこの墓場。ジョンが言うようにヘンです。どこのハイウェイが墓場のど真ん中を突っ切るというのでしょうか。二人は初志貫徹、道沿いを来ていますが、目の前にある墓場の門は一本道のハイウェイの上にアーチを作っているのです。
二人は墓場の中から声を聞きます。文字通り「中」です。外へ出してくれという声。墓の中から響いてくる声に二人は慣れきった様子です。なんか聞こえてるな。ああ、中にいるんだろ。何がいるかしらないが、どうせ死んでる。シュールなやり取りです。
突然、棺おけや墓石が炎に包まれだします。なんかヤバそうなので墓場を抜けて先に進む二人。
しかし今度もまたヤバそうなものに出会いました。額を打ち抜かれ、枯れ木から首をつっている死体です。それもいくつも。銃を持っている死体もあり、自分で額を打ち抜いたのではないかと二人は考えます。しかし何故この人たちは…。ジョンが言うとHが訂正します。この人たちが、じゃなく、この場所がそうさせているんだと。
二人の周りに野犬(か狼)が集まってきます。銃声を響かせつつ二人は走ります。またもや道をさえぎる崖崩れ。何とか乗り越えると「フォー・インこの先」の看板がありました。地面が凍ってるから気をつけろというHの助言。足元を見ると確かに地面が凍っており…その下に凍りついた死体がありました。ジョンが何か言おうとしますが、Hはさえぎるように、何も見ずに前へ進めというのです。
なんでこう訳知り顔でいるのでしょう。先輩ハンターだからというだけではなさそうです。
やっとフォー・インに辿り着いた二人。氷が解け始めていることにジョンは気づきます。炎が近づいているようです。
フォー・インからあの片牙のヘルハウンドが顔を出しました。ジョンはHから銃をひったくり、今度こそしとめるべく撃ち放ちます。Hがそれを制して言います。
そいつは撃たなくていい。フォー・インの人間に仕えているんじゃないんだ。こいつは私に仕えている。
肩に銃を担ぐHにヘルハウンドが寄り添うシーンで第5章が終わります。
いや最初からH、ヘルハウンドが奥さんを殺したんじゃないとは言ってましたが、第2章でこのヘルハウンドを撃ってなかったですか? しかも誰も見てないハイウェイで若者二人殺してたじゃないですかこのわんこ??
そして5年前、ジョンとメアリーのことを草葉の陰からじっと見てたのはこのわんこではなかったでしょうか?
不気味なフォー・イン、Hの謎、ヘルハウンドの秘密、そして何よりも大事な鼻血物のちび兄弟、第6章はいったいどうなるのか、大変大変楽しみです。
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コメント
こんにちは!初めまして。KK journalのキョウと申します。
お伺いするのが遅くなりまして、大変申し訳ありません。
ご案内頂いたOrigins#5記事、大変有り難く読ませて頂きました!
もう本当に本当に、ありがとうございます!(ペコペコ)
実は#6もまだ斜め読みなのですが・・これから電子辞書と格闘しながら、ゆっくり読み進めていこうと思っています。
蛍石さんの解説は一字一句丁寧に訳して下さっていて、とても分かり易かったです!改めてお礼申し上げます・・ありがとうございました。
暫くはお伺いする事叶いませんが、復帰後にまた是非寄らせて頂きたく思います:D
S1感想や映画など、記事も楽しみにしております♪
これからもよろしくお願い致します。
投稿: キョウ | 2008年3月28日 (金) 10時38分
>キョウさん
こんにちは! 一人で萌えを吐き出す辺境のブログへご足労頂いてホントに有難うございます。
シリーズでチェックしていて間が一個だけ抜けるともどかしいですよね…。特にアメコミは1冊で状況が激変しますから殆ど死活問題ですし。
読解力も日本語構築力もズコーな状態ではありましたが、少しでも穴埋めのお役に立てましたら嬉しくて舞い上がってしまいます。
よろしければまた是非除きに来てくださいませ。
お忙しいあれこれ、頑張ってくださいね。かげながら応援しております。
投稿: 蛍石 | 2008年3月28日 (金) 21時07分